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QRコード付証明書等作成システムがひどい

雑記

QRコード付証明書等作成システムという国税庁のシステムがあるのですが、まぁなかなかにひどい割にほとんど言及されていないので紹介します。

QRコード付証明書作成システムとは何か

私も詳しくは知りませんが、QRコードの付いた証明書を作成してくれるシステムらしいです。

もう少しちゃんと説明すると、健康保険組合や保険会社から電子交付されたxmlデータを元に、年末調整や確定申告に使用する医療費控除証明書・保険料控除証明書などを発行するシステムのようです。

↓ 国税庁のページ

https://www.e-tax.nta.go.jp/cps/cps.htm

↓ QRコード付証明書等作成システム本体のURL

https://cps.e-tax.nta.go.jp/UF_QR/WP000/FCSEQR010/SEQR0010SCR.do

私は確定申告用に「寄附金控除に関する証明書」を発行する目的でQRコード付証明書等作成システムを利用しようとしました。途中で諦めたので発行はできてないです。

1. ブラウザの優先言語設定が日本語じゃないと表示すらされない

まず1つ目は「ブラウザの優先言語設定が日本語じゃないと表示すらされない」というものです。

ブラウザの優先言語が日本語以外になっていると、JSの読み込みに失敗して何も表示されなくなります。日本語ネイティブ以外のことを考慮できていないため、これは良くないです。

2. Windowsの日付・時刻の形式の設定が日本以外になっているとエラーになる

私が実際に直面したわけではないのですが、Windowsの日付・時刻の形式の設定が日本以外になっているとエラーになるらしいです。

この設定はデフォルトでは表示言語設定と同じものになるため、日本語ネイティブではない人が主にこのエラーに直面すると思われます。しかしながらエラーメッセージは全て日本語のため、そのような人たちがこのエラーを解消するのは至難の業でしょう。

ちなみに「ERR_JAR_012」というエラーコードでググってもエラー解消に役立ちそうな情報はヒットしませんでした。

3. 得体の知れないプログラムとChrome拡張機能をインストールしなければならない

最後は、QRコード付証明書等作成システムを利用するためにはプログラムとChrome拡張機能をインストールしなければならないという点です。

国税庁のHPには事前準備としてこのような説明がされています。

xmlを読み込んでpdfを吐くだけのシステムで、なぜ得体の知れないプログラムとChrome Extensionをインストールしなければならないのでしょうか。何か技術的に必要なのであれば、後学のためにも割と本気でその事情を知りたいです。

この得体の知れないプログラムはルート証明書のインストールなどもするらしいんですが、正直信用できませんし、この他にもTwitterで調べてみたら文句言ってる人しかおらずこれ以外にも色々と問題に直面しそうだったので、ここで私はQRコード付証明書等作成システムを利用するのを諦めました。 (私の場合QRコード付証明書等作成システム以外にも手段があったので。)

おわりに

xmlデータの発行元はxmlじゃなくて直でpdfを出してくれ！！！！！！！！！！！！！！！

(マイナンバーカード作って電子申請しろとかいうクソリプは受け付けてないです)

以上